【tdr1932】「ライオン・キング」挿入歌「Be Prepared(準備をしておけ)」の驚きの事実

1994年に公開された映画「ライオン・キング」

その世界観、物語はもちろんのこと、劇中で使われた名曲は今でも沢山のファンの心をつかんでいます。

さて、名曲揃いの「ライオン・キング」ですが、今回ご紹介するのは「Be Prepared(準備をしておけ)」

この曲は本作のヴィラン「スカー」が、ハイエナたちの前でムファサとシンバを殺して自分が王になるための準備をしろとうたう歌です。

このときのスカーのアニメーションが一部ファンの間では「色気がある」と言われており、人気のシーンの1つでもあります。

この「準備をしておけ」は原語版・日本語版共にスカー役の声優が歌っているのですが・・・。

原語版のみ前半と後半で歌っている人物が異なります。

実はこの楽曲の収録中、原語版のスカー役である「ジェレミー・アイアンズ」の声帯に異常が出てしまったのです。

そこで急遽、歌の後半、最後の3分の1をジム・カミングスが歌うことになりました。

この事実を知って聴いてみると・・・声の違いが分かるかも知れませんが、「知っていて気付く」ほどの違いしかなく、正直かなりそっくりな歌声になっています。

ジェレミー・アイアンズの歌声も素晴らしいですが、その歌声に似せて歌いきったジム・カミングスの技量も流石ですね。

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