【tdr1929】映画「リトル・マーメイド」アースラのモデルとは
1989年に公開された映画「リトル・マーメイド」
公開から約30年という月日が経ちますが、未だに人気の高いディズニー作品の1つですね。
本作に登場するヴィランといえば、タコ足の魔女「アースラ」
ケバケバしいメイク、他を圧倒する巨体、紫色の肌と逆立った白髪、うねうねと動く黒い足・・・どこをとっても悪役というのがよく解る、とんでもないインパクトのキャラクターですが、彼女にもモデルとなる人物が存在しています。
その人物とは「ディヴァイン」
ジョン・ウォーターズの低予算映画で演じた(男性が女装してパフォーマンスする)ドラァグ・クイーンのキャラクターがモデルになっています。
100㎏を超える巨体にドレスをまとい、髪の毛を逆立てた姿はまさに実写版アースラそのもの。
ちなみにディヴァインは「リトル・マーメイド」を制作していた1988年に心臓発作を起こし、42歳という若さで亡くなっています。
そのため、彼はアースラが生まれたことも、そのアースラが長年に渡ってディズニーファンに認知されてきたことも知りません。
別の形となって多くの人から愛される作品に貢献した「ディヴァイン」
ドラァグ・クイーンのキャラクターを払拭したがっていた彼が見たら驚くかも知れませんね。