【tdr1921】実写「マレフィセント」監督は別の人物にオファーするはずだった
2014年に公開された実写映画「マレフィセント」
1959年公開の長編アニメ映画「眠れる森の美女」に登場するヴィラン“マレフィセント”を中心に描いた物語です。
マレフィセントを演じたアンジェリーナ・ジョリーのハマり役っぷりに当時は大きな話題を呼びました。
さて、本作でメガホンを取ったのは、ロバート・ストロンバーグ監督。
これまで「アリス・イン・ワンダーランド」や「アバター」、「オズ はじまりの戦い」などでプロダクションデザイナーを務めた経験があり、本作で監督デビューを果たしました。
・・・ただ、元々監督は別の人物に任せる予定だったそうです。
その人物とは、「アリス・イン・ワンダーランド」などでメガホンを取った、ティム・バートン監督です。
「ふしぎの国のアリス」を実写化した経験を持つティム。
経験豊富なヒットメーカーである敏腕監督であるティムを監督にしようと動くのは当然ですよね。
ただ、2011年5月、ティムは他のプロジェクトに集中するために降板してしまいました。
そこで、ディズニーは代わりの監督を探すことになり、最終的にティムと共に「アリス・イン・ワンダーランド」で働いたロバートが監督になりました。
また、同作で一緒に働いたリンダ・ウールヴァートンは脚本として参加。
いわば「アリス・イン・ワンダーランド」に携わった人物によって制作されたわけです。
オファーしたい相手の都合もあるので仕方ない部分はありますが、もしティム・バートンが監督だったら、いったいどんな仕上がりになっていたのでしょうね。