【tdr1636】「美女と野獣」アニメと実写の違いは何?
2017年4月21日に公開された実写映画「美女と野獣」
ヒロイン「ベル」役をエマ・ワトソンが演じることでもかなり注目を集めた本作ですが、ディズニーファンとしては“アニメ版との違い”の方が気になるのでなないでしょうか。
ということで、ネタバレしない程度にその違いをまとめてみました。
1:実写映画の方が上映時間が長い
アニメ版が1時間24分。それに対し、実写版は2時間9分。約45分も長くなっています。
2:定番の曲のほか新曲がたくさん
沢山の新曲が歌われている中でも注目は、セリーヌ・ディオンが実写版のために発表したオリジナル曲「How Does a Moment Last Foreber」
劇中でモーリス、ベルがそれぞれ歌っているほか、エンディングロールでセリーヌ自身の歌っている、本作にとって印象的な楽曲になっています。
3:野獣になる前の王子が描かれている
アニメ版では既に野獣となった王子が登場しますが、実写版では野獣になる前の王子が描かれています。
4:野獣の母親について描かれている
アニメ版では語られていませんでしたが、実写版では王子が少年時代に母親を病で失くしている過去が描かれています。
5:羊に本は読まない
ベルが羊に本を読むシーンはカットされています。
6:ベルの父の設定が変わっている
アニメ版では“発明家”だったベルの父モーリスですが、実写版では“芸術家”という設定に変わっています。
7. ガストンの設定が語られている
アニメ版のガストンは狩りの名人で女性にも人気がある町の英雄であり、うぬぼれ屋で乱暴で傲慢でナルシストで自信家・・・に描かれていますが、それ以外の設定は明らかになっていません。
実写版では“戦争から戻ってきたばかりのキャプテン”という設定になっており、腕っ節の良さが設定で補足されています。
8:新キャラが登場する
魔法でグランドピアノに姿を変えられた演奏家カデンツァという新キャラが登場しています。
9: 王子の年齢は語られず
アニメ版では「21歳になるまでに魔法を解かなければいけない」とされており、王子の年齢が解るようになっていましたが実写版では年齢について語られていません。
※ちなみに王子(野獣)を演じたダン・スティーヴンスは34歳
10:魔女の出番が増えている
アニメ版では物語冒頭にしか登場しませんが、実写版では物語の重要な人物として登場しています。
11:ベルの母についてストーリーが追加されている
アニメ版では語られなかったベルの亡き母についての話が明らかになり、それをきっかけにベルと野獣が心を通わせることとなります。
12. 王子(野獣)が冷酷になった理由が描かれている
母の死をきっかけに、父との間にわだかまりができた王子は心に深く傷を負い、冷酷になったことが語られています。
13:呪いの存在をベル自身が気づく
アニメ版では最後の方で呪いを知らされるベルですが、実写版では野獣含む城の住人たちが呪いにかけられていることに自分で気付いています。
14:「愛してる」はタイムリミットに間に合わなかった
呪いのタイムリミットが差し迫る中、アニメ版では間に合った告白ですが、実写版では間に合いません。そして城の住人達はみな無機質なものへと姿を変えていきます。
15:ルフウがゲイに・・・
ガストンの子分であるルフウがゲイのキャラクターに。ディズニー史上初となるゲイキャラクターの登場となりました。
この他にも、沢山の違いがある実写版「美女と野獣」
アニメを見たことがある人もない人も楽しむことが出来る作品となっているので、まだ見たことのない方は是非ご覧になってくださいね。