【tdr1247】「アナと雪の女王」で姉妹ヒロインを描くために開かれた異色会議とは・・・?

2013年11月27日(日本では2014年3月14日)に公開され、全世界で大ヒットを飛ばした映画「アナと雪の女王」

本作はディズニー史上初の姉妹ヒロインの物語で、公開前から話題を集めていました。

初めての試みというものは、当たり前ですが解らないことだらけ。そのため、姉妹ヒロインによる姉妹愛をどう描くのか、がディズニーにとって難しい課題であり、チャレンジになりました。

“姉妹”というものをリアルに表現するためにはどうしたらいいのか。その答えを導き出すためにディズニーがとった行動が「シスターサミット」でした。

「シスターサミット」とは、その名のとおり、シスター(姉妹)によるサミット(この場合:トップ会談)。なんと、ディズニースタジオにいる姉妹を大勢かき集め、アイデアを出し合わせたのです。

リアルな姉妹の、リアルな意見やアイデアは作品へ大きく貢献しました。

そうして開かれたシスターサミットで出たアイデアのひとつが、「妹は“姉は何か魔法のような特別な力を持っている”と思っていた」というものでした。

このアイデアから、“魔法の力”を持つエルサというキャラクターが生まれたわけです。

姉妹のことは姉妹に聞け。

物作りに妥協しない精神が、大ヒットを生み出すのですね。

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