【tdr1021】白雪姫の表情を明るくしたのは○○だった?
1937年12月21日(日本では1950年9月26日)に公開されたディズニー初の長編アニメーション作品にして、世界初の長編カラーアニメーション作品「白雪姫」
4年の歳月と170万ドル(当時の金額)と想像を絶する労力と時間をかけて制作されたこの作品は、ディズニーにとって大きく飛躍するきっかけとなりました。
休日はほぼ無い状態で、一日の労働時間は15時間。
そんな過酷な作業現場での制作途中、ウォルトは“あること”に悩んでいました。
その悩みというのが・・・「白雪姫の表情が暗い」ということ。
イラストの白雪姫は確かに可愛らしいのに何故暗く見えるのか、ウォルトは“その理由”が解らなかったのです。
そんな悩みを解決したのは・・・一人の女性ぺインター。
この女性ぺインターは白雪姫の頬に「チーク」を入れることで、その表情を明るいものへと変えたのです。
色の白い白雪姫が、その血色のない顔のままでいたら確かに暗く見えてしまいますよね?
そこにチークを入れて健康的な血色のいい化粧をすることで明るい表情へと変えたわけです。・・・これは女性ならではの発想ですよね。
もし、この女性ぺインターがいなかったら、白雪姫の印象は今とはまた違ったものになっていたことでしょう。