【tdr0743】ディズニーが世界で初めてカラー映画を公開した?
アニメーションの可能性を切り開き、発展させてきたウォルト・ディズニー・カンパニー。
常に新しいことにチャレンジし、結果を残してきました。
その一つが「世界初のカラー映画」の制作。実はディズニー社が世界で初めてカラー映画を公開したのです。
その作品とはシリー・シンフォニーシリーズの「花と木」という短編作品。
3色式テクニカラーによる短編カラー映画として1932年7月30日に公開、第1回アカデミー短編アニメ賞を受賞しました。
のどかで美しい森の中で出会う“木の男女”と、邪魔立てする“醜い木の男”の物語で、最後は“醜い木の男”を退き、“木の男女”が結婚式をあげるというハッピーエンドになっています。
実にディズニーらしいストーリーですよね。
因みに、この作品から約5年後の1937年12月21日には、ディズニー初の長編アニメーション映画であり、世界初の長編カラーアニメーション映画「白雪姫」を公開。
「花と木」に続き、またも“世界初”を成し遂げたこともあり、ディズニーが大きく飛躍するきっかけとなりました。
今では当たり前となったカラーアニメーションですが、その礎にはディズニーの努力・技術があるということですね。