【tdr0383】「ライオン・キング」のあのキャラは、アニメもミュージカルも同じ声?
アニメーション映画史に大いなる功績を残した不朽の名作「ライオン・キング」
1994年に公開後、1997年7月にアメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスのオルフェウム劇場でミュージカルが初演され、同年10月にはブロードウェイ・シアターのニューアムステルダム劇場でプレビュー公演が行われました。
日本では1998年に劇団四季による公演が行われ、以来「無期限ロングラン」と称し、今日に至るまで15年以上演じられている人気の作品です。
さて、「ライオン・キング」といったら、忘れちゃいけない名コンビがいますよね。
そう、ミーアキャットの「ティモン」とイボイノシシの「プンバァ」です。
ふたりの存在が、物語の悲劇たる部分をカバーしていたといっても過言ではありません。
そんな名コンビの一人「プンバァ」の日本語版声優を務めたのが「小林アトム」さんという方なのですが、実はこの人、舞台俳優が本業で、なんとあの劇団四季に在籍していたこともありました。
在籍期間は1995年から2005年
「ライオン・キング」が公開された翌年から劇団四季で活動し始めたのです。しかも、1998年から公演され始めた劇団四季の「ライオン・キング」にもキャストとして参加。運命のめぐりあわせか、声優を務めた「プンバァ」役で舞台に立ちました。
「ライオン・キング」ファンからしてみれば、同じ声をミュージカルで楽しむことが出来たのですから、これだけ嬉しいことはありませんよね。
2011年2月28日、肝臓がんのため56歳という若さで亡くなられた小林さん。
彼が演じた「プンバァ」は劇団四季の新たな役者へと引き継がれ続けるのでしょう。