【tdr0201】実写でリメイクされた「ファンタジア」の名シーンとは?

1940年(日本では1955年)に公開されたディズニー長編アニメーション「ファンタジア」。バッハ、チャイコフスキー、デュカスなどの8編からなるクラシック音楽をバックにした物語集で、長編アニメーションとしては3作目にあたります。

「ファンタジア」で一番浸透しているのは、やはり3編目にあたる「魔法使いの弟子」でしょうか。魔法使い姿のミッキーマウスは誰もが一度は目にしたことがあるかと思います。

さて、「魔法使いの弟子」は魔法使いであるイェン・シッドに弟子入りしたミッキーマウスの物語で、作中にはミッキーマウスが雑用である水汲みを箒(ほうき)にやらせるというシーンがあります。魔法によって箒を動かし雑用をさせることに成功するものの、箒(ほうき)を止める魔法を使えず、床が水浸しになるというオチなのですが、このシーンがなんと現代風にリメイクされたのです。

その作品は2010年に公開された実写映画「魔法使いの弟子」

そう、「ファンタジア」一遍である「魔法使いの弟子」をベースとした作品で、少しややこしいですね。

この実写映画、製作・主演を務めたのはハリウッド俳優であるニコラス・ケイジ。彼は「子供の頃に自分が見て感銘を受けた『ファンタジア』を現代の家族にも見て欲しいと思って製作した」と語っているほど、「ファンタジア」に強い思い入れがありました。だからこそ、「ミッキーマウスと箒のシーン」もリメイクされたのです。

実写映画へのリメイクでは、ニコラス・ケイジ演じる魔法使いバルサザールの弟子が、魔法で箒やモップを動かして掃除をするのですが、アニメ同様、止めることが出来ず、水浸しになるというもの。現代では水汲みなんてしませんから、若干違った形でリメイクとなったのでしょうが、よく考えられていますよね。

「ファンタジア」を見た上で、実写映画の「魔法使いの弟子」を見れば、より一層楽しめるかもしれません。

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