【tdr0168】「リロ&スティッチ」で急遽変更になったシーンがある?

2002年6月21日(日本では2003年3月8日)に公開されたディズニー映画「リロ&スティッチ」続編やTVシリーズが制作され、キャラクターグッズも飛ぶように売れるほどの大ヒットとなった本作ですが、大ヒットとなる裏には「ある配慮」が施されていたのです。

実は本作の製作中、とんでもない悲劇がアメリカ合衆国を襲いました。それは2001年9月11日に起きた「アメリカ同時多発テロ事件」。航空機を使った自爆テロは世界に衝撃と悲哀を与え、多くの人々の命を奪いました。

許されない行為であるが故に、テレビ番組などは一部放送内容を変更したり、放送内容的に「テロ」を彷彿とさせるものは自粛したり、と様々な影響を与えることになったのですが、それは本作においても同じでした。

テロ事件が起きた時、本作では既に制作していた「あるシーン」が問題となったのです。テロ事件当日の午後のこと、問題のシーンに気づいた監督は、急遽そのシーンを作り直すように指示、大改修することになりました。

その大改修が行われることとなったシーンとは、「街の上空をジェット機が飛びまわる」といったもの。

本来であれば、宇宙船を追跡するためにジェット機が飛び込んでくる、という内容であって、まったくテロとは結びつかないものではありますが、「アメリカ同時多発テロ事件」は航空機を使った自爆テロだったため、人によっては気分を害するかもしれないと考えたのです。

結局このシーンは、ジェット機を宇宙船にし、そのカラーリングを「赤・白・青(追悼の意味を含む)」にしたうえ、場所を街から峡谷へと変更されました。これにより批判を受けることなく、大ヒットを記録することが出来たといっても過言ではないでしょう。

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