【tdr0127】ピクサーのココが凄い!日本語ローカライズ

洋画や、洋画アニメーションなど、どうしても日本国外の作品となると、作中で使われるアイテムや背景に、英語などの製作国の公用語が目に入ります。

例えば、看板やメモ書きなど。ちょっとした背景程度ならまだしも、それが重要な言葉であると、せっかく日本語吹き替え版を見ていても翻訳された字幕を見るハメになる、なんてことになってしまいます。

「実写は仕方ないとして、アニメーションなら直してくれても・・・」と思うかもしれませんが、それを直すのも簡単なことではありませんし、当然費用だってかさみます。

しかし、ピクサー・アニメーション・スタジオは違います。きちんと、アイテムや背景に関しても「ローカライズ」するのです。

英語表記(イニシャルなどを含む)が自然な場合はともかくとして、ピクサー作品では他制作アニメでは見られない「細かなローカライズ」を拝見することができます。タイトルロゴのみならず、背景となっているポスター、標識、メモなど、注意して見なければ気付かないところにまでローカライズの手が行き届いているのです。

よく、映画鑑賞中に「あの看板、なんて書いているんだろう?」なんて小さいことが気になることもあるかと思いますが、ピクサー作品においてはそういったこともないというわけです。ここまで見る側の人間を気遣ってくれる制作会社は他にはありません。

ピクサー映画を見る際は、背景などのローカライズにもご注目ください。

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