【tdr0053】「美女と野獣」の標識に書かれていたのは・・・?
日本では1992年9月23日(アメリカでは1991年11月22日)に公開されたディズニー長編アニメーション映画「美女と野獣」。本作ではタイトルにおける「美女」のベルと、「野獣」の王子のほかに、様々なキャラクターが登場します。
そのうちの一人であり、ヒロインの父親「モーリス」は、発明家であるのに、どこかおっちょこちょいで失敗ばかりの損な役回り。登場早々、発明大会へ向かう道中で道に迷ってしまいます。この道に迷ったシーンで、モーリスの目の前に木の板の標識が登場するのですが、この標識にご注目ください。
4方向に枝分かれした木の板の標識は文字がかすれ、パッと見ただけでは読み取れないほど古びています。ここで、映像を停止して、じっくりと見てみましょう。
この4方向に分かれた標識には、それぞれきちんと地名が割り振られており、上から・・・
○ソーガス (SAUGAS) :アメリカ合衆国マサチューセッツ州
○ニューホール(NEWHALL) :アメリカ合衆国カリフォルニア州
○パレンシア (PALEMCIA):スペイン
(美女と野獣の背景部所属の一人の出身地)
○アナハイム (ANAHEIM) :アメリカ合衆国カリフォルニア州
(初代ディズニーランドがある場所)
と刻まれているのです。
こんなところに、見覚えのある地名が刻まれているとは思いませんよね。ましてや背景部の出身地を刻むとは・・・この人にとってはいい思い出、記念になっていそうで、なんとも羨ましい限りです。