【tdr0346】チップとデールの違いと名前の由来

ディズニーキャラクター「チップとデール」

どんぐりとピーナッツとリンゴが大好物のシマリスコンビです。

1943年4月2日に公開された「プルートの二等兵」がデビュー作なのですが、このときは2匹の描き分けはなく、名前もありませんでした。

その後、ドナルドダックと初共演となった1974年公開の短編作品「リスの住宅難」で初めて名前がつき、2匹の描き分けがされました。

描き分け内容は以下のとおり。

【チップ】  【デール】
鼻の形:三角形   楕円
鼻の色:黒     茶色か赤
前 歯:中央に2本  離れて2本
目 :ぱっちり  やや閉じている
前 髪:なし    あり
体の色:濃い茶色  明るい茶色

意外と細かい違いがありますね。

ところで、何故彼らの名前が「チップとデール」になったか、ご存知ですか。

名前の由来になったのは「トーマス・チッペンデール(Thomas Chippendale)」という、イングランド北西部ヨーク地方出身の家具職人。シノワズリーとロココ様式を調和させたデザインの家具を作り、高価で家具を持てなかった庶民のために安価な家具を開発したことで知られる方です。

「チッペンデール」の響きで既に察している人もいるかと思いますが、「チップとデール」を英語表記にすると「Chip ‘n Dale」か「Chip and Dale」

チッペンデール、チップンデール、チップエンドデール・・・

言葉遊び的な要素もあって、2匹の名前が決まったのですね。

関連記事

ページ上部へ戻る