【tdr0272】手塚治虫のあのキャラはディズニーキャラがモデルだった

「火の鳥」、「ジャングル大帝」、「ブラック・ジャック」、「鉄腕アトム」・・・多くの名作を残し、ストーリー漫画の第一人者として現代の漫画表現の基礎を作った漫画家兼アニメーターの「手塚治虫」(1928-1989)

彼は「ディズニー狂い」と自称するほど、ディズニー作品を愛していました。

9歳のころにディズニー作品を初めて鑑賞して以来、「白雪姫」を50回以上、「バンビ」を80回以上映画館で鑑賞するほどディズニー作品にのめり込み、ディズニーキャラクターを模写し続けて「本家のディズニーに送ってやりたいほど(本人談)」のクオリティまで上達したという逸話さえあります。

それほどまでにディズニーを愛したからでしょうか、ディズニーキャラクターをモデルに「あるキャラクター」を作り上げました。

そのキャラクターとは「鉄腕アトム」に登場する「お茶の水博士」

察しのいい人はお茶の水博士の風貌から気づいたかもしれませんが、モデルは手塚治虫が愛した作品のひとつ「白雪姫」に登場する小人の「グランビー」だったのです。

お茶の水博士とグランビー・・・どちらも大きな鼻が特徴のキャラクター。

並べて見れば、モデルにしたのがよく解ります。

キャラクターデザインにまで影響するほど、手塚治虫はディズニー作品を愛したのですね。

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